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第八十六話:目目連

解説:「煙霞跡なくして、むかしたれか栖し家のすみずみに目を多くもちしは、碁打のすみし跡ならんか」(今昔百鬼拾遺)

どのような妖怪なのかは不明。この妖怪は、石燕の「今昔百鬼拾遺」に見える。障子の格子の一マス一マスに、目が描かれているという、何ともユニークな姿の妖怪である。
「壁に耳あり 障子に目あり」
という諺を、直接過ぎるほどに表現しているような妖怪である。
多田克己氏の著書「百鬼解読」によると、石燕自身の解説に「碁打のすみし跡ならんか」と言っている様に、この目目連の目玉の一つ一つは、碁打ちが墨(栖と墨をかけている)で書いた棋譜を指すという。
鳥山石燕の洒落の詰まった面白い妖怪である。


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