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第八話:牛鬼

解説:清少納言は随筆「枕草子」の中で、「名おそろしきもの」としてこの妖怪を挙げている。其の名の通り牛と鬼が合体したような妖怪だが、上の画のように牛と蜘蛛の合いの子の如き形で描かれているものもある。
島根県石見地方では、赤ん坊を抱いた濡れ女が海辺に来た人に「この子をしばらくの間抱いていてくれ」と頼む。抱いてやると、赤ん坊は次第にどんどん重くなり、その重みで動けないでいるところを牛鬼が来て食われてしまうという。地方によっては牛鬼自体が濡れ女に化けると伝えられている所もある。
また、一番怖いとされる「地獄の牛鬼」なる怪談があるというが、聞いたものが恐怖のあまり次々と亡くなり、今ではこの話を知っているものはいないとされる。小松左京の小説に「牛の首」という作品があるが、これを元にした話なのか、或いは小説の方がこれを参考に書かれたものなのかは良く知らない。


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