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第三十一話:うわん

解説:鳥山石燕の「画図百鬼夜行」では、朽ちた塀の上から人を驚かすように身を乗り出している化物の姿が描かれている。これが「うわん」である。
また柳田國男の「妖怪談義」によると、九州では妖怪全般を指して「ワン」「ワワン」「ワンワン」などといい、子供を脅かす時に、
「ワンが来っど」
などと言って驚かすそうである。さらば「うわん」も「ガゴゼ」などと同じように、妖怪を指した言葉なのだろうか。

ちなみに、時々妖怪本で、「『うわん』と尋ねてくるのですぐに『うわん』と言い返さなければ、棺桶に引きずり込まれる」と解説したものがあるが、これは佐藤有文氏の創作らしい。


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